すた日記 その3-義-

こんにちは。アドベントカレンダー12/24を担当するはずだった男 すた です。ちなみに俺の筋肉はエイトを挽き肉にする為にあるわけではありません。このようにだらしない己を律する方法に筋トレを選んだだけです。あと筋肉が付きやすい家系なのだと思います。

筋肉話はさておき、夏休み中命の恩人に挨拶へ行った話を今回書きたいと思います。自分は2年生の夏休み、自転車で長野に行き、途中でブレーキが壊れ、崖から落ちて死にかけました。(すた日記 その2キ 参照)2キの続きは需要があれば書きます。その時、現地で働いてる方に、奇跡的に助けてもらいました。ハワイアン号乗員4名の旅路をここに記す。

9がつ 16にち (月) たぶんはれ

ついにこの時が来た。昨日からワクワクして眠れないほど楽しみにしていたこの時が。レンタルキャンピングカー”ハワイアン号”とのご対面だ。キャンピングカーには幼少期から憧れがあり、世界中を運転して旅したいと思っていたものだ。

「予約時間に車が遅れたので、ガソリン満タンで返さなくても良い」と言われ、emptyで返そうぜという話になった。都内は航海士チュン嶋くんに運転してもらい、交代で目的地を目指した。ガソリンいれるのがこれまためんどくさい。給油口に鍵が何重も待ち構えているのだ。

運転の感覚としては、加速がめちゃ遅い、ブレーキが弱い、とカムタムに似ていた。ただカムタム以上に坂道と初速が弱い、車幅が広くサイドミラーで確認しづらいといった感じだった。 音楽家パパの選曲で、夜の国道を駆け抜けるのはやはり良いものだ。運転してない時はテレビの映りも悪く、退屈していた。戦闘員TAKEとラクガキしたりしながら暇を潰す。

↓この時とったお気に入りの写真

初日の寝床は、スーパー銭湯駐車場の隅に停めて、朝風呂するという計画。この時、悪魔が考えたギャンブルで、車内での寝場所を決めた。ドベとなった俺は蒸し暑い夜を過ごすことになる。

9がつ 17にち 写真からおそらくはれ

幸せとは、星が降る夜と眩しい朝ではなく、熱帯夜のあとの朝風呂だと思う。この日から本格的に長野県に入る。坂道も増え、ハワイアン号が悲鳴をあげる。内陸ゆえ、ガソリンも高い。しかし、旅の醍醐味とは、知らない田舎道をのんびりとかけることだ。これに関してはチュンも同意してくれた。白馬あたりまでくると、ちょくちょく見覚えのある所を通った。白馬の道の駅(2年の夏もここで食べた)で腹ごしらえと、お祈りを済ませる。「あっ、ここ覚えてる!」と騒ぎながら進んでいくと…この看板は…!ついに件の青鬼(あおに)村到着。名前は物騒だが棚田が見所で、観光向けな外見の建物が多い。村の中心にある神社は神秘的で、何時間でもいられた。自転車で来たときも、ここだけ時の流れが違うようにかんじた。村の奥の棚田を抜け、さらに奥に進むと…こんな看板が。「これ絶対おかしいでしょ。日本政府なにか隠してるでしょ。」「地図にもこの道無いしな」「秘密結社ネルフが非道な実験を行ってるんや!」コイツら最高か。とても21歳児の発想とは思えない。

〜事故現場検証〜

自分は事故の影響で、崖から落ちたときの記憶がない。帰り道、下り坂を運転しながら事故現場を探すことになった。すると、まだ塗られて時間のたってないガードレールに怪しげな傷が。検証の結果「曲がる!曲がってくれ!俺のhummer!」と足掻いて、2つ目の急カーブで落ちたことが結論となりました。

こんな崖から落ちて、どうして今生きているのか。それは小谷(おたり)村の小林さんという方が仕事で偶然通りかかり、救急ヘリを読んでもらったからです。青鬼村を後にし、小林さんのお宅へ訪問しました。急だったのにも関わらず、お宅にお邪魔させてもらい、茶菓子までいただいてしまいました。自分が用意した東京のお土産がちっぽけすぎて申し訳なくなるほどでした。

↑いただいたお茶とシソ寒天

助けていただいた旦那さんには会えませんでしたが、電話で話す事はできました。命を救っていただき、本当にありがとうございました!

旅の醍醐味といえば、ご当地グルメの他に、秘湯もそのうちの一つだ。温泉を色々探したが、日帰り温泉は閉めている場所がほとんどだった。しかし、旅館のすぐそばに無料で入れる所がある、と旅行客に教えてもらい…自分たち以外誰もいない、まさに秘湯!といった温泉だった。コレよ、コレコレ!旅の良さっていうのは!これまでの人生で1番の温泉だった。

あたりが真っ暗になり、晩飯に向かってるときだった。隣のチュンが急に騒ぎ出す。急に騒ぎ出すのはいつものことなのだが、窓の外を指差し、叫んでいる。見ると俺よりも遥かに大きい熊が、車と並んでいるではないか。たちまち車内はパニックになり、熊を刺激しないようにさっさと逃げた。写真は取れなかったが、逃げて正解だった。

晩飯は長野で有名な鶏白湯ラーメン。飛翔でいいじゃんと思ってる方、旅先で食べる飯は格段に美味いからな。この夜もスーパー銭湯に停め、寝場所をギャンブルで決めた。この日もまた蒸し暑い夜になった。

9がつ 17にち はれ

朝風呂幸せ。長野一の心霊スポット「ホテル セリーヌ」にいくことになった。その前に、パパが「長野に行ったら善光寺にいかなきゃ帰れん」と言い、TAKEが「法力を高めるにはちょうどいいな」と同意し、善光寺に寄った。お土産コーナーで、TAKEが数珠買わされそうになってたのは内緒。霊剣は買ってたけど。

善光寺名物「お戒壇巡り」は今までにない経験だった。真っ暗な地下を壁をつたいながら歩くのだが、何もないのにかがんだり、視界がぶれたり、不気味で不思議な経験だった。

いよいよホテル・セリーヌに向かう。道路から見える外見からもう不気味である。

内部はめちゃくちゃに荒れていて、廊下は特に怖かった。しかし時間が経つと、あからさまに狙ったラクガキに萎えたり、霊よりも虫を気にしだし、恐怖は薄れていった。しかし絶対夜には入れない。

夜のマンタ飲みには時間があまりそうだったので、そばにあったナウマンゾウ博物館に寄ってみた。小さい割に、遊べるものがあったり、詳しく書かれてたり、結構楽しめた。アルバゾウみたいのがいた気がする。(見た目はかっこ悪い)お土産屋で擦るとストレスが軽減されるスタビライザーなるものを買った。↑ナウマンゾウを狩ろうとする原始人の図

駐車場を出るとき、ハワイアン号がナウマンアタックを喰らい、ドラが1名殺されるのだが、ここでは言わないでおく。おかげで長野から東京まで1ドラで行くこととなった。距離と燃費から必要なガソリンを割り出し、emptyで都内に入ることに成功。流石に不安になり、ガソスタで2Lだけ入れてもらったことを今でも覚えてる。

結局マンタのみに遅れてしまい、30分で酒とお好み焼きを頼みまくることになった。まあ満足するくらいには飲めたと思う。急に飲んだから心臓痛くなったけど。JからSTAR BROTHERと書かれたオーダーメイドのコップ、優か田から「失はれる物語」というバッドエンド多めの短編集を1ヶ月遅れの誕プレとしてもらった。今でもこのコップ愛用してます。「マリアの指」エグかったけど面白かったです。様々な困難があったが、このような大団円で俺たちの旅は終わり、蒸し暑い後部ベッド2段目ではなく、クーラーの聞いた自分の部屋で、安らかに眠るのであった…。

長くなってしまいましたが、これですた日記その3-義- は終わりです。3000字超えていて、自分でもビビってます。書いてたら遠出したくなってしまいました。なので今週末のセンター試験3連休で旅に出ようと思います。遅れてしまった罪として、その4を書こうと思います。ここまで読んでくださった方ありがとうございました。

P.S エイトのブログ声出して笑うくらい面白いから読んでない人は読んだほうがいいよ↓

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