人間なのか、鳥なのか

カワセミハング講習生の関根です。

もう12月ですねー

まだ講習に11日しか行っていないので話のネタがない…

でも何か書かないといけないので、このサークルに入るまでの話でも書きます。(本編はここまでです。ここから先は死ぬ程どうでもいい自分語りになります。悪しからず)

ハンググライダーと私の絡みは意外と古く、初めて存在を知ったのは3歳のクリスマスです。当時の私はサンタさん宛の手紙に「ひこうきがほしい」と書いたそうで、困った両親は「ひこうきの本」という絵本を飛行機の代わりに私にプレゼントしました。そこには飛行機の他にも様々な空を飛ぶものが描かれていました。リリエンタールの滑空機、気球、トライク、パラグライダー、グライダー、そしてハンググライダー。当時の私には知らないものばかりで、それらは私に強烈なインパクトを与えました。

しかしその後は小学校、中学、高校と空とは無縁の生活を送っていました。ただ高3の秋頃から、なんとなく「空を飛びたい」と考えるようになりました。今思い返せば要するに受験勉強で疲弊し、空に逃げ出したかっただけなのですが、ともかく私の意識が再び空へと向かい出したのがこの時期です。そして2月に受験が終わり、一息ついて今後の大学生活について考えた時、「大学生になったら空が飛びたい。ハンググライダーをやりたい。」と強く思うようになりました。そこでスカイスポーツサークルについて色々調べたのですが、ここで自分の進学する法政大学にはハンググライダーをできる環境がない事を知りました。これは結構ショックでした。なんてったって学生が3万人もいるんですから。しかし諦めきれない私は他大学のインカレサークルを探しました。見つけたのは4つ。東大、東工大、千葉大、早稲田です。その内ブログやホームページのメンバー紹介等を見て実際に他大生が在籍している事を確認できたのは千葉大と、東工大。まずは「法政経学部」と法政の学生がいる千葉大にコンタクトを取りました。しかしそこで「『法政経学部』とは千葉大の学部の1つで法政大学の学生はうちにはいないよ(´・ω・`)」と言われ、もう残るは東工大のsylphのみとなってしまいました。しかしsylphにDMを送るのは結構勇気が必要でした。そもそもインカレとは女子大生獲得のための制度で、基本男が使う制度ではありませんし、実際sylph所属の他大生も全員女子でした。果たして男女比が極端に偏る東工大にインカレで男が入って歓迎されるのか。でも残ったのはもうここだけ。1つしかない。送るしかない。と、いうことでDMを送り、無事sylphに入りしっかり歓迎されました。

その後は私が航空部(これはグライダーで飛ぶ法政の部活動です)に入部した事もあり中々思うように講習に行けず、同期から遅れを取ってしまい足尾ではレアキャラになりつつありますが、ハンググライダーで空を飛びたいという気持ちは変わっていません。

そしてもし、高校生で去年の私と同じように空を飛びたいと思っている人がいれば是非sylphに入ってきて下さい。空を飛ぶというのは本当に素晴らしいです。彼方に見える地平線に向かって飛び、上昇気流を捕まえて更に高く舞い上がり、再び彼方を目指す。自分が人ではなく鳥になったかの様に感じることができます。他大学の仲間、先輩も沢山います。きっと今までの人生で経験してきたものとは少し違う経験ができます。一緒に鳥になりましょう!

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