アイスじゃん必勝法

年が明けたらFXを始めて、6年後に億万長者になる予定のaです。
親バレ回避のため名前伏せます。アドベントカレンダーみたら分かるからいいよね?

アドベントカレンダー12/12を担当します。内容は

アイスじゃん必勝法

です。

 

 

アイスじゃんとは・・・足尾帰りにドライバーの休憩のために寄るコンビニで行われるアイスを賭けたじゃんけんのことである。アイスや軽食を食べたい者がじゃんけんをし、買った者から抜けていき最後の一人が全員分の料金を支払うというルール。負け額集中型のギャンブルのため参加人数が多いと負け額が3000円以上にも昇ることがあり、負ければたった百数十円のアイスのために何千円も払うことになるので、金銭的にはもちろん精神的にも大きなダメージを負う。しかし勝つ確率の高さとその恍惚感、敗者の絶望した顔を拝みながら無料でアイスを食べる優越感から、足尾人の多くがこの残酷なギャンブルに興じる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

足尾に行けば毎度のように行われるアイスじゃん。勝てば無料でアイスが食べれますが、負ければ大きな出費。負けたら楽しかった足尾もそのせいで最悪の気分で終わってしまい、向こう一週間は大学なんてとても行く気分にはなれません。

このような事態を回避するにはじゃんけんで負けなければいいのです。今回は、アイスじゃんで負ける確率を少しでも下げる方法がないかを考えていきます。

 

 

 

 

 

ネットで「じゃんけん 必勝法」と調べると、心理学や統計学の観点からじゃんけんの必勝法を考察している記事が数多くありました。それらから使えそうなものをまとめました。

 

 

 

1.最も出されやすいのはグー

じゃんけんは「グー」「チョキ」「パー」の3つの手から選んで出すのでどれも三分の一、33.3%の確率で出されそうなものですが、実際に統計を取ってみたところグーは35.0%、チョキは31.7%、パーは33%となったらしいです。

また、人は緊張していたり、余裕がない状態であればあるほどよりグーを出しやすいみたいです。
AKBがじゃんけん総選挙でどんな手が出されたのか統計をとったところ、最初にグーが出された確率は
・1回目 29%
・2回目 31%
・3回目 44%
・準決勝~決勝 79%
と、決勝に進むにつれて高くなっていったのです。

昔やっていたキムタク主演の脳科学ドラマ「MR.BRAIN」(なつかしい!)でもこのことが紹介されていましたが、そこでは、緊張感や不意を突かれるなどで次出す手を考える余裕がない場合、力んでしまうこともあり、グーでグッと握った構えをそのまま出す傾向があるからだと説明されていました。

アイスじゃんも負ければ数千円の出費となってしまうので、特に人数が少なくなってきた終盤ではこれが使えそうです。

謎団体「日本じゃんけん協会」より。

 

2,あいこには負ける手を出す

人は無意識に偏りがないように手を出そうとするので、同じ手を続けて出すことは少ないそうです。相手が「パー」を出してきてあいこになった場合、次は「グー」か「チョキ」が出されやすいということなので、こちらは「グー」を出せば負ける確率は少なくなる、という考え方です。

「最初はグー」の掛け声でじゃんけんをした場合に最初に何を出すかの実験をしたところ、グー以外が出された確率はなんと82%!
「最初はグー」で始める場合は初手には「チョキ」を出すのが良いようです。

 

 

3,勝った手は続いて出される

1発勝負じゃないじゃんけんの場合、勝った人はその次も同じ手を出してくることが多いそうです。

勝ち抜けのアイスじゃんでは使えなさそうですがこの逆もあり…

 

 

4,負かされた手を出しやすい

2回以上連速で負けた人は、その次にさっき相手が自分を負かした手を出しやすいという統計データがあります。

つまりアイスじゃんでは、1度負けた時は次にさっき勝った人の手に勝てる手を出せば勝ちやすいということです。

 

 

 

 

以上のことまとめると

・基本的には「グー」が出やすい。緊張、力んでいたらなおさら。

・初手は、「最初はグー」で始めるなら「チョキ」か「パー」、いきなり「じゃんけんポン」ではじめるなら「グー」がでやすい。

・あいこになったら、さっき出した手に負ける手を出す。

・2回戦以降、初手は前回勝った人が出した手が出されやすい。

 

これらを応用し、多人数じゃんけんに発展させたアイスじゃん必勝マニュアルを作って見ました!

 

 

 

 

 

 

アイスじゃん必勝マニュアル

前提として、自分がじゃんけんの音頭をとっているとします(←大事!)

・1回戦

(1)「最初はグー」で初めて「チョキ」を出す。
(2) あいこになったら、その時最も多く出されていた手に負ける手を次に出す。
(3)以降(2)を繰り返す。

・2回戦以降

(1-1)前回勝者が「グー」で勝っていた場合、最初から「じゃんけんポン」で始め、「パー」を出す。
(1-2)前回勝者が「チョキ」で勝っていた場合、「最初はグー」で始め、「グー」を出す。
(1-3)前回勝者が「パー」で勝っていた場合、「最初はグー」で始め、「チョキ」をだす。
(2)以降は1回戦(2)のあいこ戦術を繰り返す。

・最後の2~3人まで残ったら、あるいは最初から人数が少ない時は

間髪いれずに「じゃんけんポン」で始め、「パー」を出す。相手の緊張を煽るために挑発行為や、負け額を口に出して確かめてみたりとかするとなお良い。

・何が何だか訳分からなくなったらとりあえず「パー」を出しておく

 

 

 

 

これでアイスじゃんでの負けは激減するでしょう。重要なのは、上で挙げた1.~4.の条件に多く当てはまる状況を作るということです。そのためにじゃんけんの音頭をとることは必須と言えます。

 

 

 

 

しかしここまで語っておいて実際に勝てなければ机上の空論!!なので実践してデータをとろうと思ったのですが、先週の足尾では帰りのバンで爆睡してしまい、気付いてセブンに駆け込んだ時には時すでにマサし…。

しあがったので万札崩すために買ったうまい棒を山田の自車に装着

 

なので他でデータをとらなくては。

 

 

皆さんHIKAKINさんは知っていますよね。HIKAKINさんの動画の最後では、ほぼ毎回視聴者とのじゃんけんコーナーがあります。
僕はHIKAKINさんのファンで、動画もよく観るのですが、このじゃんけんコーナーで出される手のデータが使えそうと思い、12月9日投稿の動画から直近の100動画で出された手の統計をとってみました。

 

 

 

統計によると、直近100回中各手の出された回数は…

・グー 33回
・チョキ 36回
・パー 31回

法則とは全然違いますね。上の法則たちは出す手にその瞬間の人の心理が影響するものと仮定したものなので、あらかじめ出す手を決めているHIKAKINさんのデータはあまり参考にならない可能性が高いのかもしれません。逆に言えば、上で考えた必勝法が正しいなら、「あらかじめ出す手を考えておく」というのがこの必勝法への対抗策となるのでしょう。

HIKAKINさんはやっぱり思慮的!

 

 

 

 

しかしHIKAKINさんにも出す手の傾向が全くないわけではなく…。
他のYouTuberとのコラボ動画や、兄のSEIKINさんとの動画のじゃんけんコーナーでは、HIKAKINさんとその共演者が一緒に同じ手を出すのですが、この状況に限り統計を取ったところ…

・グー 14回
・チョキ 17回
・パー 5回

と、パーを出す確率だけ異常に低かったんです!!
人によって出す手の傾向なんかも分析できれば、よりこの必勝法の確実性を増すことができそうです。

 

 

 

 

 

 

 

以上、ネットで調べた情報を僕なりに応用して考えた必勝法でした。最初にも言いましたが、この必勝法は「必ず勝てる!」というものではなく「負ける可能性を少しでも減らす!」というコンセプトになっています。全員が何も考えずにアイスじゃんをした場合は、じゃんけんは平等なので期待値は0(無限回やれば勝ち額=負け額になる)ですが、この必勝法を使えば常勝とはいかないものの期待値が少しだけプラスになるかも?ということです。

 

アイスじゃん平均参加人数を8人、平均負け額を1050円(一人150円のアイス)とし、僕がこの必勝法を使い負ける確率が理論値12.5%から10.0%に下がったとすると一勝負あたりの期待値は、150×0.90-1050×0.10=30円となります。一回のアイスじゃんで平均30円勝っているということになりますね。

日本の国家予算を400兆円とすれば400兆÷30≒13兆回のアイスじゃん、つまり年間52回のアイスじゃんをするとすれば13兆÷52=2500億年で日本は僕の思い通りになります。

しかしそれができないよう神は人間の寿命を100年程度に設定しました。一人が突出することのないように制限をかけ平等としたのです。

 

 

平等という平和を作り出した神に感謝して、今日も大学に行かずに眠ります…。

カテゴリー: アドベントカレンダー パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です