8/28(火) NASAS 1日目

竪山です。8月28日から8/31までの4日間に渡って行われたNASASについての記事を書こうと思います。

NASASとは、毎年8月に足尾で開かれるハンググライダーの学生大会のことです。スカイスポーツは天気に大きく左右されるので、大会の期間が4日もあるのですが、今年は4日ともよい天気に恵まれました。また、大会参加者の人数も過去の大会に比べてずいぶん増えたそうです。

大会では技術レベルによってExpert、1st、2ndの3つのクラスが設けられていますが、SYLPHからは2年の3人が2ndクラスに出場しました。2ndクラスの種目はデュレーションといって、滞空時間が競われるものです。また、選手以外にも4人の部員がスタッフとして参加し、大会を支えました。

28日は大会初日なので、受付やランディング場に関する説明を受けてからテイクオフまで登り、正午を過ぎてからゲートオープンとなりました。選手はこれ以降好きなタイミングで飛べ、納得が行かなければ15時のゲートクローズまでリフライトできます。

ゲートオープンからしばらくすると2ndクラスの選手たちは一斉にテイクオフしていきました。このとき上空にはほどよいサーマルがあったのですが、それをうまくとらえきれず、10分くらいで降りてきてしまいました。他の多くの選手は上空で1時間近く粘っていたので残念です。機体をたたんでからリフライトのためにすぐにテイクオフに上がりました。

14時半すぎに機体を組み終わったころには、かなり風が強くなっていて、風が弱まるタイミングで上手く出ないとテイクオフが難しい状況でした。しかし、一度テイクオフできればリッジで長時間飛べることが期待できます。実際テイクオフしてみると、リッジだけでなくアーベントもあって簡単に高度を上げることができました。しばらくすると他の選手も続々と2回目のテイクオフをしてきました。どの選手も600~700mまで高度をあげ、足尾山付近は軽い混雑状態になっていました。上空から足尾山頂やテイクオフを見られたのは初めてで、本当に気持ち良かったです。結局16時の計測終了まで高度は落ちる気配を見せず、フライト時間は1時間半近くになりました。今までは17分が最長フライト時間だったので、大会初日で自己記録を大幅に更新することができ、順位も4位だったので満足のいく初日となりました。

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