ちょっとしたアドバイス

とーちかです。
新入生の皆さんは、そろそろ斜面講習に入り始めたところでしょうか?
きっと今頃みんな部室で楽しそうにしているのでしょう…うらやましい!

さて、今回は滑空しているみなさんも、地面を走り回ってる皆さんも、
空を飛んでる皆さんにも使えるちょっとしたアドバイスを書くことにします。
そろそろ何かしとかないと忘れられてしまうからね!

非常に主観的な話ではありますが、テイクオフ関連について少々。

テイクオフに絡んでくる要素として、環境的な要素と自分自身の技量的な要素があります。
環境を見極めるのも技量、と言う話は置いておくことにしますが…
環境的な要素としては、風向・風速・風の巻き方・斜面orランチャーなどがあげられますね。
これらは変えることができないので、いいタイミングを見極める必要があります。

ですが、技術的な要素については軽くアドバイスできます。
と言うのも、僕がテイクオフが下手くそだったから(今もあんまりうまくないけど)です。
テイクオフの際の、自分の体と機体との関係を、まず認識しましょう。
自分の体と機体はスイングラインによって繋がれていることは言うまでもありませんね。

テイクオフの際の自分の体と機体の位置は、大まかにテイクオフ前とテイクオフ中で分けられます。
テイクオフ前の動作としては、

1.風待ちの状態
この状態では、あなたはアップライトを肩にはめていません。足でベースバーを抑え、それを支点に鎖骨あたりで支えているでしょう。
2.ホールドしようとしている状態
この状態では、あなたはアップライトを肩にはめています。腰は下ろして、胸を張っています。まだ、持ち上げていません。
3.ホールドした状態
この状態では、あなたは機体を肩で支えています。また、ピッチ(ノーズの角度、アタックアングル)は手のひらを前後にやることでコントロールしています。

と、この3つがあげられます。
山飛びでは、2と3の移り方が重要になりますが今回は省略します。

次にテイクオフ中の話をします。
テイクオフの一歩目から飛ぶまでは、自分と機体と地面の位置関係は次のように現せるでしょう。
1.ホールドした状態
あなたはまだ一歩も足を踏み出してなく、機体もあなたの肩に乗っています。
2.一歩目
あなたは一歩目を踏み出しました。機体はまだ肩に乗っています。
3.肩からアップライトが浮く状態
あなたの肩からアップライトが浮き、肩にかかる重さがなくなります。この際、スイングラインはまだ張っていません。
4.軽く前傾姿勢
あなたは軽く前傾姿勢を取り、加速します。機体は浮いていますが、スイングラインはまだ張っていません。
5.機体が完全に浮いた状態
あなたと機体はスイングラインでつながれ、あなたは機体により上方向に引かれます。
6.蹴りだし
さいごの一歩は、前に進むように蹴りだします。

ここで抑えておくポイントをいくつかあげます。

1.持ち替えのタイミング
2.走りだしについて
3.スイングラインが張ってない状態での修正は体重移動ではない。

1.持ち替えのタイミングですが、これはスイングラインが張ってから、つまり前傾をしてからになります。
十分な揚力が発生してない状態で持ち替えると、操作が効かなくなるからです。詳細は下記参照。

2.走りだしに関してです。
走り出す際の一歩目は、ゆっくりでかまいません。
機体が浮き始めるまでは、スピードを付けることよりも機体のバランスを保つことに集中しなければなりません。
腰が引けないように、歩くように、そして小走りをするように。
重要なのは、足ではなく、機体(あなたの体)が前に出る速さです。

3.グラハンに影響することとして、よく講習生が勘違いすることなのですが、
スイングラインが張ってない状態で左右に体重移動しても、ほとんど機体は修正できないということです。
勿論、あなたの肩に機体が乗っている場合は左右に体重移動なんてできるわけがありませんね。
例えば、紐を左手に持ち、たらします。垂れている紐のもう片方を右手で持ち、少し持ち上げます。
その状態で紐を左右に動かしても、あなたの左手に左右の力はわずかにしかかからないでしょう。

では、どのようにすれば修正できるでしょうか?
勿論、小さい傾きのうちに修正することが重要なのですが、その方法としては、手のひらで下方向に押す、抑えることです。
機体の真ん中につながれてるなら…とか詳しい理屈はわかりませんが、まぁ実際に抑えられます。
注意としては、握りしめるわけではなく、手のひらで押すこと、です。手の平でグリップし、下方向に抑えます。
腕を下げるイメージではなく、手のひらを力点に体重をかけてあげると、より効果的です。
尚、最初は走り出して揚力が生まれてからずっと下方向にグリップで抑え続けてもよいですが、慣れてきたら基本的には力を抜いて必要な時に抑えられるようにしましょう。

5のスイングラインが張った状態以降は、体重移動でコントロールができます。
ですので、スイングラインが張って初めて持ち替えを行います。

新しいビットマップ イメージ

以下はテイクオフの状態ごとの説明になります。

3のスイングラインは張っていないが、機体は浮いている状態についてです。
この状態では上記のように手のひらでグリップしなければなりませんが、同時に加速もしなければなりません。
ですが、グリップでコントロールをするため、バランスを取ることを優先にしなければなりません。
この不安定で、しかし加速しなければならない状態をなるべく短くする方法が、次の前傾姿勢です。

4の前傾姿勢ですが、この前傾姿勢を取る意味は、上記のスイングラインを早く張らせることと、体から前に進むことです。
体を前にやることで、浮いている機体に対して体が沈み、スイングラインがより早く張ることになり、加速もしやすくなります。(斜面を思いっきり下るように)
この前傾姿勢を取る際、ひじと手の位置関係をずらさないことが重要です。(肩から肘の角度は固定し、肘から手も前後に動かさないように)
この肩から外れた状態と言うのは、肘と手のひらの2点で支えることでピッチコントロールを行っているからです。

そして持ち替えについて追記。
持ち替えの時、どこを支点に持ち替えていますか?
手首ではなく、肘でもなく、手のひらのアップライトをふれている部分を支点にしなければなりません。
また、持ち替えの動作をしてみるとわかるでしょうが、この手のひらを支点にした際、肘が少し後ろに下がります。

飽きた(途中から結構飽きてた)のでこんくらいにしておきますが、簡単にまとめると、
・テイクオフ前はアタックアングル合わせてから持ち上げる
・一歩目は体から前に、歩くように、バランスをとって
・テンション張る前はアップライトを下方向に抑え、テンション張ってからは体重移動で左右のコントロールをする
・前傾は機体が肩から外れてから
・持ち替えはテンション張ってから
・持ち替えは手のひらを支点に。

テイクオフ、ランディングは最も重大な怪我をする可能性のある部分です。
ランディングは僕もまだまだですが、安全に空を楽しみましょう。

他になんか思いついたら追記します。

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