Sylph について

東京工業大学ハンググライダー部 Sylphシルフ)は、ハンググライダー/パラグライダーを主な活動とする東工大公認のインカレサークルです。

現在、東工大生の他には大妻女子大・実践女子大・専修大・津田塾大・法政大のメンバーが所属しており、以前には青山学院大・お茶の水女子大・家政学院大・気象大学校・慶応大・国際基督教大・成城大・東大・東京医科歯科大・東京女子大・東洋英和女学院大・日本大・立教大などの学生が所属していたこともあります。

東工大やこれらの大学はもちろん、それ以外の大学の方の入部も大いに歓迎します!

活動内容

私達は普段、茨城県の筑波山の近くにある足尾山をホームエリアとして活動しています。(栃木県の足尾銅山とは別です。)

足尾山エリアは飛べる確率が一年を通して高く、フライト条件が良いことで有名であり、そのふもとにある nasa というスカイスポーツスクールには関東中の大学のハング/パラサークルが飛びに集まります。立教大・千葉大・中央大・筑波大・東京都市大・東洋大・日本大・横浜国立大・早稲田大などが一緒になり、全体でまるで一つの大きなサークルのようです。

活動の中心は土日などの休日ですが、毎週の活動への参加は強制ではありません。基本的に、行きたい人が行きたい日に集まって飛びに行くという感じなので、週に何日も行く人もいれば、月に一度くらいのペースで行く人もいます。また、部会が不定期にあります(2 ~ 3 ヶ月に一度くらい?)。

一年間の流れ

飛び関係はもちろん、夏合宿・クリスマスパーティー・スキーなど、他にも様々なイベントを行っています。また、大学間の垣根が低いので、他大のイベントにお邪魔することも…。

4 月は主に新歓の時期であり、ハングやパラが実際に飛んでいるところを見学しに行くのがメインになります。早い人ではこの頃にもう講習を受け始めるようです。

5 月には GW合宿があり、多くの人はここで講習を始めます。同じ目標を目指す他の仲間達とはあっという間に仲良くなれること間違いなし。夜はスクール近くの宿での親睦会で盛り上がりましょう!

6 月は風が安定していることが多いので、(雨さえ降らなければ)講習に適した季節です。講習を卒業して山の上から初飛びをする人も出始めます。真夏に入って暑くなる前に講習会場を卒業できるのが理想ですね。

7 月は期末試験の時期なので足尾に来る人は減ります。人が少なくなるので講習するなら狙い所かも!?

8 ~ 9 月は大学の夏休みです。夏休みの主な行事予定に夏合宿があり、最近ではラフティング(川下り)をしたり富士山を登ったりしました。足尾に泊まりこんで飛びまくったり、車の免許を取ったり、バイトをしてお金を貯めたりなど、休み中の過ごし方は人それぞれ。 8 月頃から秋にかけては、 nasaS (大会)・鳥取砂丘合宿新人戦(大会)など、大会や飛びイベントが数多くあります。

冬期は風が少々悪くなるせいか、飛び以外のイベントが多いです。クリスマスパーティーでプレゼントを交換したり、 2 月の学期末試験が終わるとスキーに行ったりもします。

3 月には 4 年生と M2 の先輩を追い出す追い出しコンパがあり、その後は次年度の新歓に向け準備を始めます。

FAQ

何か分からないことがあれば、 TwitterInstagramLINE で気軽にお尋ねください。

Q. 学業やバイトとの両立はできるの?
足尾へ飛びに行ったりするのは自由参加なので、皆それぞれの予定に合わせて自分のペースで活動しています。個人スポーツなのでしがらみが少ないわけです。夏は飛んで冬はバイトをするという人も多いですし、試験期間中は勉強に専念すればよく、やる気さえあれば両立は十分に可能ですよ。
Q. 兼部を考えてます。
特に禁止したりはしていませんし、実際にしている人も少なくないです。(Meister、ロ技研、Landfall、ジャグてっく、SEVEN etc.)活動は休日が中心になるため、平日に活動するサークルとは兼部もしやすいのでは? 基本的に色々と緩いサークルだと思います(^^;
Q. 1 年の新歓のときに入り損ねたんだけど…。
たとえ院生だろうと全然問題ありません、足尾ではよくあることです。とりあえず見学だけでもしてみませんか? 新入部員はいつでも大募集中です。
Q. 部室は?
第 1 食堂横のサークル棟(1A )の 2 階にあります。テレビ、電子レンジ、冷蔵庫、ロッカー、エアコン、パソコンなどが一通り揃っており、無駄に広くて奇麗です。自由に使ってやってください(泊まっても OK です)。
Q. どうやって茨城の足尾まで行くの?
部で車を 2 台所有しているので、バン用の掲示板で乗車希望者を募り、皆でそれに乗って行きます。行きたいのにバンが出ないときは自分の車で行ったり他大の車に乗せてもらったりします。もちろん電車とバスで行くことも可能です。
Q. 雨とか強風で飛べない日は何してるの?
遊びに行きます!(有志で)
サークルで車を所有しているというメリットを最大限に生かし、首都圏どこでも面白そうなところへ出かけていきます。100 km 圏内は日帰りで!
ここ最近だと那須サファリパーク、日光東照宮、大洗水族館、牛久大仏、富岡製糸場、伊豆などに行きました。
Q. お金はどのくらいかかるの?結構かかるんでしょ?
現在、部費としては年間で一人あたり 3 万円を集めています。これは部車の維持費などに充てています。部費の他に、講習料や機体一式(山から飛べるようになってから)の代金などが必要となり、通常十数万~数十万円かかります。
お金に関しては価値観の問題でしょう。一般的なサークル(球技系・文化系 etc. )と比べると確かに高いかもしれませんが、アウトドア系サークルの中では特別高いわけではありません。自分の命を預ける乗り物なのでそれなりの値段がして然るべきでしょう。そして何より、自分の「翼」で風に乗り自由に空を飛ぶという体験は他に代え難いものです。たった数十万円でそのような感動を得られるのはむしろ魅力的だとも思えませんか?